南フランスの四季

多彩な魅力は

季節の変化とともに

訪れる時期によって、南仏の表情は変わります

どの季節も、それぞれに美しいベスト・シーズン

食の楽しみもつきません

 4月、サクランボの花の開花を合図に、いっせいに大地から花という花があふれ出します。フジ、モッコウバラ、菜の花、リラ、花蘇芳、オオデマリ、マロニエ、エニシダ、アカシア、ヒナゲシ、バラ、西洋菩提樹の花、ジャスミン…と5月、6月にかけて延々と咲き競い、どこからともなくいい香りが漂ってきます。新緑が芽吹くのは4月中旬頃。

通常5月頭は初夏の陽気です。欧州のヴァカンス期であるイースター(年により変動)は混みますが、それ以外は静かで、まだ気候も爽やかな最高の季節です。

〈旬〉アスパラガス(白、紫、緑)、イチゴ、アーティチョーク

 6月中旬からラベンダーが咲き始め、日が長い真夏がやって来ます。最も南仏らしい季節。ブーゲンビリア、ヒマワリも咲き、幸福のシンボルのセミが軽やかに歌います。7月と8月はヴァカンス期。各町で野外イベントが開催されますが、有名なのはエクスやオランジュの音楽祭とアヴィニョンの演劇祭。

最高気温は40度を超えることもありますが、湿度がなく、朝夕は気温が下がります。日差しには注意。この時期、雨はほとんど降らず、時折夕立があるくらい。ソルド(セール)は6月末〜(年により変動)。

〈旬〉トマト、サクランボ、メロン、桃、夏トリュフ、新ニンニク

 新学年の9月になると、南仏から子供連れのヴァカンス客がいっせいに姿を消します。大人だけの静寂のヴァカンス期の始まり。夏の残り香と秋の気配が合間って、とても快適な観光シーズンといえます。急に日差しがやさしくなり、この美しい光こそが、秋最大の見どころと思うほどです。

そして、オリーブやブドウ、栗の収穫の季節でもあり、マルシェも収穫の喜びで満ちあふれます。紅葉が美しいのは11月頃。落葉樹の葉が11月中旬に落ち始めると、冬の始まりです。

〈旬〉オリーブ、キノコ類、カボチャ、ぶどう、リンゴ、梨、栗

 冬の始まりを感じるのは、11月下旬のツバメの旅立ち、暖炉の煙、クリスマスの飾り付けや、クリスマスマーケットの準備。でも、冬の美しさはクリスマスのイルミネーションだけではありません。ドラマティックな冬の朝焼けや夕焼けの美しさは言葉を失うほど。ぜひ朝夕は空を見上げてみてください。フランスの冬の夜明けは遅いのでお寝坊な人でも大丈夫。

2月にはミモザやアーモンドの花が咲き、春を告げます。ソルド(セール)は1月〜。フランスの3月は天候が変わりやすいことで有名ですが、汗ばむほど暑い日もあります。

〈旬〉黒トリュフ、ジビエ、ミカン、牡蠣やウニ。ラクレットやポトフなど冬の料理も楽しみ。

◆旅の注意事項◆

1月1日(元日)、5月1日(メーデー)、12月25日(クリスマス)は多くの店が閉まり、

公共交通機関も通常運行しない場合がありますので、旅の移動日に設定しないことをお勧めします。

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